| アルティメット エキサイティングファイターズ 外伝6 〜覆面の警護者〜 |
| アルティメットエキサイティングファイターズ・外伝6 〜覆面の警護者〜 〜第3部・第05話 市街地の共闘7〜 ミスターT「生きるとは、難しくも素晴らしいものだわな。」 ミツキ「そうわぅそうわぅ! 楽観主義でいきませう♪」 エリシェ「本当に羨ましいというか、心から尊敬致します。その生命哲学の理を実際に体感されて いらっしゃいますし。大企業連合や躯屡聖堕フリーランスもその理を誓願としています。 しかし諸々の行動、先は長く険しい。」 ラフィナ「やはりミツキ様が仰る通り、一歩一歩進んでいくしか道はありませんね。」 大企業連合の総帥たるエリシェとラフィナは、常にこの理を痛感し続けている。生命哲学の 理を根幹に定め、世上の安寧の為に只管突き進んでいるしな。 ミツキ「ミソは前三後一わぅね!」 ナツミA「獅子の姿勢よね、三歩進んで一歩下がる。それか三歩前を向き、一歩後ろを向く。これが 正しいかな。」 ミスターT「三歩進んで二歩下がるのではないのね。」 ミツキ「じ〜んせいは〜わんつ〜ぱんち♪」 シューム「アッハッハッ!」 本当に見事な女傑だわ。姿勢の示しを前三後一と語り、そして俺のボケに見事にツッコミを 入れてくれる。そして爆笑するシュームと。持ちつ持たれつ投げ飛ばすの気概が目立つわな。 ミスターT「まあ何だ、後は進むだけだの。」 ミツキ「さぁ〜ゆく〜んだ〜そのかお〜をあ〜げて〜♪」 ミスターT「・・・主題歌作品の派生先に俺を連想するなよ・・・。」 ナツミYU「あらあらまあまあ。」 シューム「私もメーテル嬢になりたいわねぇ〜。」 ミスターT「この野郎・・・。」 最後の最後でもボケで締め括ってくれた。しかも有名な歌詞を披露して。そしてそのネタが 俺に関係性がある事を、周りの面々は改めて知ったようである。感心そうに俺を見つめてくる 部分が非常に腹立たしいが・・・。 ナツミA「ハハッ、まあネタで挙げられるだけ有名ですからね。そして、TさんがTさんである所以 も恐らくそこにあると思います。まだ見ぬ父上が命名してくれたと思いますし。」 ミスターT「まあな・・・。」 ミツキ「マンガは“りぶねす”に、“ノー・ガンズ・ライフ”って知ってるわぅか?!」 ミスターT「・・・傷口に塩を塗る気か・・・。」 ミツキ「ウッヘッヘッヘッヘッ♪」 またもネタを挙げるミツキ。この挙げた前者作品の主人公の名前と、後者作品の相棒の名前が 見事なものだったが・・・。それを知った周りの面々が、更に感心そうに俺を見つめてくる。 しかも今度はニヤケ顔だ。これにはマジで腹が立ってくるわ・・・。 ヘシュナ「フフッ。皆様方の一念は常に貴方と共に有り、ですよ。決して貶している訳ではなく、 それだけ貴方の事を気に入られている証拠です。」 ミスターT「はぁ・・・ネタでの挙げは勘弁して欲しいわ・・・。」 シューム「そこはナツミAちゃんが言った通り、T君がT君たる所以だから仕方がない事になるわ。 むしろ挙げられるだけ凄いと思うけど。」 ミツキ「妹を溺愛する兄の図式わぅか?!」 ミスターT「溺愛も何も、俺からすれば一同に心を奪われている感じなんだがな。」 本当にそう思う。性転換を経て女性を経験すればするほど、周りの女性陣の素晴らしさが痛烈 に理解させられる。彼女達が女体化した俺に触れると女性化が進むのと同じく、俺の方は心が 彼女達一色に染まっていく感じなのだ。 デュリシラ「・・・それは、愛の言葉と受け取ってよろしいので?」 シューム「はぁ、貴方もまだまだ甘いわね。T君が言ったそれは、恋愛感情度外視の純粋無垢の一念 なのよ。言わば師弟の理そのもの。ミツキちゃんへの一念が正にそれだけど、最近は私達 にも向けられているし。」 ナツミYU「ですね。今も思われましたが、女性化を繰り返す事による師弟の感情かと。この場合は 生粋の女性として生まれた私達が、性転換を経て女性を知ったマスターのその一念。」 ミスターT「女性としては大先輩だからね。女性化を繰り返せば繰り返すほど、その部分を痛感して くる。一同が俺の師匠的存在だと。」 まさか性転換により、周りの女性陣が俺の師匠という部分に帰結するのも見事なものだわ。 先輩か後輩か、要はこれで済むだけの話なのだが。そこを師弟の理に結び付けるのは、やはり 恩師や周りの強者達に触れてのものだろう。 ミスターT「膝など折ってなるものか。結局はここに帰結するが、その都度奮起できるなら何でも いい。それが後の行動の起爆剤になるなら、お前さん達には悪いが何だって利用する。 全ては世上の安寧という誓願に向けて突き進むために、な。」 エリシェ「悪い気は全くしませんよ。仰る通り、全てが世上の安寧に帰結するなら上出来でしょう。 私達の存在意義もそこに帰結してきますし。そのための大企業連合や諸々の力ですから。 力は使ってこそ真価を発揮する、正にその通りです。」 ヘシュナ「まだマスターとお会いして日が浅いのですが、何時もこの様な流れなのですか。」 ラフィナ「毎回私達にその疑問を向けられて、共に解決の道を歩み出す。答えは既に定まっている のに、その都度何のためのものなのかを問い質していますし。」 エリシェ「この繰り返しで、各方面の会話への応対速度が向上しましたよ。皮肉にもそれが経営など に大活躍しているのが見事ですけど。」 ラフィナ「フフッ、本当ですよね。」 エリシェとラフィナには本当に苦労を掛けさせてしまっている。俺の変なクセにより、毎回 胸中の疑問や不安を語っていた。その都度解決策を述べてくれるが、毎回必ず回帰するのは 何時もの通りである。ただそれが皮肉にも、2人の対人話術のスキル向上に一役買っている。 ここ最近の経営者としての姿勢は凄まじいほどに強くなっているしな。 ミツキ「さっきもTちゃんが言ってたわぅが、敵は本当に大損の繰り返しわぅね。」 ナツミA「そうねぇ。こうして何度も原点回帰し続ければ、外面より内面が強化され続ける。いや、 超強化とも言うかな。人間の最終的な力はメンタル面で左右されるからね。」 ミツキ「おんどらー! 最大戦力で攻めて来やがれわぅー!」 休憩を終えたミツキが再び暴走し出していた。周りで雑談の合間の護衛をしてくれていた 面々と合流、怒れるワンコの如く暴れ出している。それに呆れ顔ながらも同調するナツミA。 本当に素晴らしい姉妹である。 ウインド「これは市街地の共闘、でしょうかね。」 ミスターT「いや、市街地大乱闘だと思う。」 ダークH「ハハッ、本当ですね。さあ、私達も押し切りましょうか。」 ヘシュナ「完全駆逐と参りましょう。」 俺も含め休憩をしていた面々も総出で動き出す。今もまだ機械兵士と人間兵士の襲来は続いて いる。矢面立って動いているのが、先程目覚めた女傑四天王だが。彼女達は殆ど疲れ知らずの 様相で、正にギガンテス一族の様な無限大の機動性である。 その後も大暴れは続いていった。今回は警察郡を表沙汰に出す訳にはいかず、ウインド達の 独立部隊のみでの対処となった。よって終始喧嘩大乱闘そのものだ。収拾が付くのか非常に 不安だが・・・。まあ安心なのは周りに被害が及んでいない事だろうな。 と言うか、地元の住人の方々が俺達の様子を陰から見守ってくれていた。そう言えば彼ら には俺達の戦いは披露した事がない。この戦いはこちらの様相を認知して貰う流れになりそう である。 結局は無明・無知から発せられる偏見などが目立つ。世上の流れも全くその流れである。 やはり実際に対話を繰り広げ、様子を披露していくしか道はない。地道な感じだが、それが 最短で理解の輪を広げる手段になるだろう。今は足元を固めるには地元から、だな。 尽きる様子がない機械兵士と人間兵士を駆逐しつつ、俺達の戦いは続いていった。 第6話へ続く。 |
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