1st 始まり・・・
AC小説第一弾「RED・EYE・RED・HEART」


1st
始まり


火星環境の地球化計画、「テラフォーミング」その計画が
完了し、火星のレイブンの活発化が始まる・・・。
それにより、必然的に反政府機関や、ACによるチームなどがでてくる・・・。
「タロットofナンバー」このチームもそんな部隊の一つである
そして今、この部隊に一人のレイブンが現れる・・・。
この、第二の地球に・・・・・。

タロットofナンバー基地、面接室
男が二人いる、片方はこのタロットofナンバーの試験官である
そしてもう一人はレイヴンである。
「・・・・ここに入る理由は?」
試験官がレイヴンに聞く。
「・・・・ある男の抹殺だ・・・それ以外に理由は無い・・・。」
レイヴンは燃えるような赤い目と、刃物のような銀髪を持っていた。
レイブンの名はアビス、突如タロットofナンバーに現れた
「・・・ある男の抹殺・・・?」
「率直に聞く、俺はここに入れるのか、入れないのか
それを教えろ、こんな面倒なことはゴメンだ・・・」
「・・・・口には気をつけろ・・・貴様をこの場で殺すことも出来るのだぞ?」
「フン・・・雑魚が粋がるな」
「貴様!!」
面接官が懐の銃を取り出し、引き金を引こうとした、そのとき
「まぁ・・・待て・・・。」
ドアが開き廊下から男が出てきた。
「!!・・・・で、ですが・・・。」
男は長い金髪に、同じ色の目をしている。
どうやら高い地位らしく面接官の態度が急に変わる
「・・・・貴様は偉いようだな、貴様に聞いたほうが早そうだ・・・」
「!!何てことを、口を慎め!!」
「待て、と言ってるだろう?・・・アビス、といったな?」
面接官に静止をかけながら、アビスに男が近づいてくる
「お前に聞く・・・意味の無い問答以外にここに入らせろ」
「貴様!!いい加減に・・・」
面接官は引き金に力を入れる、銃は今にも弾を出しそうな状態にある
「待て、何度も言わせるな・・・」
「し、しかし・・・」
男は面接官が銃をおろすのを確認することも無くアビスに話し掛ける
「私の名前はディスティニィ・・・ここの総司令だ、なかなか面白い奴だ・・・
一つ、お前にミッションを与える・・・お前はもう下がれ。」
「は・・・はい・・・」
面接官が部屋を出て行く
「さて、君は面倒くさいこと嫌いの様だからな・・・簡潔に言ってしまおう、ネオ・アイザックにいるMTの排除をしてもらおう・・・・
奴らはどうやらここに攻め込む気らしい、情報は死守したつもりらしいが・・・」
「もういい・・・・。」
アビスが口をはさむ。
「・・・・何?」
「俺は面倒な事は嫌いなんでね・・・MTを倒せばいいんだろう?・・・それだけわかれば十分だ・・・。」
「フ・・そうか・・・では、早速行ってもらおう・・・。」

ネオ・アイザック郊外
「あれか・・・」
「君の実力を試さしてもらう・・・全力で行ってくれ。」
「・・・了解、任務を開始する。」
アビスのACサーティーンデスがオーバードブーストを発動させる。
「フ・・・楽しみだ」
〜投稿者 アビスさん〜

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